EVENT REPORTMYC RIOT vo.01

AT HARLEM

FLJ #63 January 2019にて掲載されたMYC RIOTの記事を転載

渋谷 HARLEM で行われた ハードコア/パンク × スケートの クロスオーバー・イベント

11月4日。日曜の昼間の渋谷 HARLEM。この日、渋谷 HARLEM 初となるハードコア/パンクのイベントが始まった。その名も MYC RIOT。ヒップホップの殿堂として誕生より20年を超えるHARLEMが、ストリート・カルチャーを発 信すべく開催したイベントだ。ライヴ出演した全6バンドの裏テーマは「スケーターが在籍してるバンド」。フロアにはライヴ・ ステージの他、スケートのミニランプも設置され、ライヴもスケートも同時に楽しめ、デイタイム開催ということで未成年の 入場も可能で、幅広い世代の音楽好きとスケーターたちが集まった。このイベントの模様を紹介したいと思う。

FLJ(エフエルジェイ)

  • Fine、WARP 全盛期の編集長、大野俊也が手がける雑誌 /フリーマガジンとして、2008 年 7 月 30 日に創刊。 FLJ(エフエルジェイ)とは、FILTH, LIBERTINE & JUSTICE(フィルス リバティーン アンド ジャスティス) の略です。 意味は、「汚物・放蕩・正義」。 大野とダニーボーイ(ハウス・オブ・ペイン)、ティム・アー ムストロング(ランシド)の 3 人で名前を考えました。 内容は、ファッション+音楽+アート+アクションスポー ツ+ライフスタイル。 目線はストリート。だけどワールドワイドです。 価格は FREE。
  • そして 2015 年 3 月 30 日。 新たに動画メディア「FLJ TOKYO .COM」をウェブサ イトとしてローンチ。 内容は雑誌と同じく、ファッション+音楽+アート+ア クションスポーツ+ライフスタイルですが、動画ならではの新たな切り口で、ショートムービーとドキュメンタ リーをコンテンツとして発表していきます。 こちらも目線はストリート。 バイリンガル(日本語・英語) の字幕入りで、さらにワールドワイドに発信していきます。 こちらも価格は FREE。

FLJ(エフエルジェイ)

自分達の思い描く理想の遊び場が無いのであれば作っちゃえ!というD.I.Yスピリットです。

FLJ :MYC RIOTのコンセプトは何でしょう?

MYCRIOT :バンドカルチャーとスケートボードカルチャーのクロスオーバーです。単なるイベントではなく、新しいムーブメントを起こす起爆剤の第一章。イベントタイトルのMYC RIOTはクラブカルチャーが根付いている、地渋谷区・円山町の暴動”(MaruYama-Cho RIOT)という意味です。自分達の思い描く理想の遊び場が無いのであれば作っちゃえ!というD.I.Yスピリットです。

FLJ :今回初となる11/4のイベントはどのようなアイデアで、どのようなことを形にしましたか?(スケートxバンドの融合、全バンドスケーター縛り、HARLEMを選んだことなど)

MYCRIOT :MYC RIOTのルーツを辿ると、現CIRCUS TOKYOの場所で営業していたamate-raxiというクラブで毎週木曜日に開かれていた“BUENA SUERTE”というミニランプを設置したパーティーによく出入りしていたんです。22時くらいに集まってスケートして近くのコンビニ前で始発までグダグダ酒を飲んだりっていうルーティーンを毎週のようにやっていました。そのパーティーを主催していたニート君が地元に帰るタイミングでミニランプがHARLEMへ移設され、月1のイベント“PRETTY SHRED”というイベントに続きます。そのイベントのオーガナイザーでHARLEMスタッフの三笠さんと1年くらい前から面白いイベントをやりたいっすね!と話をしていて、今年に入ってやっと動き出した感じです。HARLEMは皆のイメージ通りのヒップホップ箱、ましては夜のイメージがあると思うんですが、少し前から、「HARLEM PLUS」としてデイタイムのイベントも組めるようになったので、MYC RIOTはALL AGES(全年齢入場可)でいこうと。

だから同じ様な景色を自分の眼で観てみたかったんです。

FLJ :今の若い世代にとってスケートとバンド・カルチャーの融合はどのようなものでしょうか?

MYCRIOT :ヒップホップだったりっていう音楽は浸透している様に感じるんですが、ハードコアやパンクといったバンドサウンドっていうのはまだまだこれからなのかなというのが正直なところですが、確実に流れはきてると思います。90年台のスケートビデオにはパンクの曲が沢山使われていたし、今より遥かにスケートボードとバンドの関係性って近いところにあったと思うんです。90年代の自分はまだ赤ん坊で、そのシーンを写真や映像でしか知ることができなかった、だから同じ様な景色を自分の眼で観てみたかったんです。個人的にはGLEN・E・FRIEDMANの写真集「FUCK YOU HEROES」やCOLE GIORDNOの「SIBLING RIVALRY」の様な世界観に憧れます。過去にBASHI BURGER CHANCEや、The Yagoといったスケートパークに機材を持ち込んでライブを企画したり今回のMYC RIOTのベースになることはやっていました。

FLJ :今回出演したバンドについて紹介してください。(*全バンドスケーター縛りについて)

MYCRIOT :お世辞抜きに全バンド本当に格好良いライブをしてくれました!!一緒にスケートしたり、仕事でも一緒になる兄貴的な存在、大柴君のバンドCrocodile Cox & The Disasterと対バン出来たのは嬉しかったです!過去にライブを観た時、ライブの熱量が凄かったのでいつか対バンしたいなと思ってました。999999999(キュー)は、ダブっぽいノリからパンクソングへシフトしていくパンチのあるライブがヤバかったです!メンバーと初めて会ったのも確かHARLEMでした。HOTVOXは初台WALLのスタッフでREBLAZEってバンドのツバサ君に「お前ら絶対相性いいから!」って紹介してもらって以来仲が良くて。全員個性的なキャラで面白いし、曲もライブも抜群に良いので素直にリスペクトしてます。Miles AwayはHOTVOXのアルタ(ベース)がプッシュしてくれました。YouTubeでPVはチェックしてたんですがライブは観たことなかったので、その次の週にさっそく新宿ANTIKNOCKへライブ観に行って、速攻でオファーさせてもらいました。メンバー全員22歳なんですが妙に貫禄漂ってます(笑)。BAN THISのコウジ君とは、自分が来日中のスケートクルーをアテンドしている時にストリートで知り合いました。今回、最後にもう1バンド呼びたいって相談をクロコダイルの大柴君にした時にBAN THISの音源を聴かせてもらって、連絡取ってたら、あれ!コウジ君じゃないすか!みたいな(笑)。

正直バンドができなくなったら人生終わりかなと。

FLJ :この日はどのようなスケーターが会場にいましたか?

MYCRIOT :幼稚園児から50代まで、性別問わず本当に幅広いスケーターが会場に足を運んでくれました!難易度高めのパーキングブロック付きエクステを出したり、協賛ブランドから提供して頂いたプライズを賭けたスケートセッションも盛り上がってましたね。NB NumericのプロライダーやBLAST SKATESのBen Kopplなんかも来てくれて、見てるだけでも楽しめました!

FLJ :自身のバンド、スケート、仕事の関わりを教えてください。

MYCRIOT :今も昔もスケートボードを通じて得られることは本当に多いです。中高一貫の学校だったんですが、エクストリーム部っていうスケートボードやBMXが一緒になった部活があったんです。部活といっても誰が教えてくれる訳でもなく、自分達でセクションを作ったり「部室に入るサイズです!」と嘘をついて全く入らないサイズのクォーターを2つ部費で買ったりと結構めちゃくちゃでした。その頃からスケートしてる横でギターをジャカジャカ爆音で鳴らしてました。今思えば多感な年代にああいった濃い遊びを経験できたことはすごく大きかったなと思います。今はGASMARIAという愉快極まりないバンドでベースを弾いていて、ベースはこのバンドが初めてなんですが、今ではギターより面白くなっちゃってます。正直バンドができなくなったら人生終わりかなと。2019年の目標は12インチのアナログ盤と、仲の良いバンドと7インチのスプリット盤をリリースすること、あとはフェスに出演することです。オファーお待ちしてます!

仕事はFLJと同じく、HIDDEN CHAMPIONというスケートボードやストリートアートをはじめとするストリートカルチャーにフィーチャーしたフリーマガジンの編集やデザインをしています。2つのカルチャー誌の作り手であるFLJの編集長・大野さんがDJで、HIDDENで働く自分がバンドとして同じイベントを作りあげられたというクロスオーバーも面白かったです。雑誌以外だとアパレルブランドへグラフィックを提供したり、フェスやバンドのマーチデザイン、フライヤーを描くことが多いです。もちろん今回のフライヤーも自分がデザインしました。あと、HERMITというブランドもやっていて、不定期ですがアパレルをリリースしたりGASMARIAのマーチも全てここから出してます。バンドもスケートも仕事も全て好きなことでリンクしているのでやりがいがありますね!

バンドとスケートボード、2つのカルチャーが共存する場所が増えて、シーンがより盛り上がることを願ってます!!

FLJ :今後の予定は?MYC RIOTは定期的に開催していきますか?

MYCRIOT :こういったイベントは継続していくことに意味があると思っているので、最低でも1年に1囘は開催していきます。MYC RIOTがスタートしたHARLEMをベースに、スケートのセクションも増やして、周辺の箱も巻きこんだサーキットイベントに…など色々と妄想しています。回を重ねる毎に変化し、パワーアップしていけたら面白いなと思ってます。MYC RIOTだけでなく、12月のEXCELジャパンツアーにもスラッピーカーブが設置さるみたいなので日本各地でバンドとスケートボード、2つのカルチャーが共存する場所が増えて、シーンがより盛り上がることを願ってます!!

ACT
DJ : MASA-METAL / OHNO(大野俊也) / Meikozzy
BAND : GASMARIA / HOTVOX / BAN THIS / crocodile cox & the disaster / 999999999 / Miles Away

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MYC RIOT

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